イ マ ノ イ マ |
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記録として残しておきたい。
日曜の夜、出店の疲れから早々に床についたワタシは 深夜突然目が覚めた。 そしておもむろに左胸をそっと撫でて、はたとした。 なぜなら左胸に小さなしこりがあったから。 不安で傍らに眠るネムを鼻先まで引き寄せて抱きしめる。 ベッドで眠るダンナ様を揺り起こす。 そして確認してもらう。 気のせいだと思いたかったけど、やはりしこりがあることは事実のようだった。 最悪のことを考え、病院へはダンナ様にも付き添ってもらうことにした。 病院の待合室で椅子に腰掛けながらマイナスなことばかりが浮かんでは消えてゆく。 お金のことが真っ先によぎる。アフラックだけでは絶対に足らない。 足らない分は友人、知人にカンパを頼もうか。。。。。 今後の予定は全部キャンセルしなくては。。。。 パン屋への道は引き返さなければいけないのか。。。。 ネムと楽を養っていけるのだろうか。。。。里子へ出さなければならないのか。。。。 あれよあれよと持ち前のマイナス思考が浮き出してきて 手がふるえ、喉がつまり、吐き気がしてくる。 名前が呼ばれ診察室へ。 医師の触診でやはりしこりの存在は確かなようだった。 たくさんの牛さんに「ミルク横取りしてごめん」と心の中で謝る。 死刑台に向かうような気持ちでマンモグラフィー撮影のためレントゲン室へ向かう。 そしてその後、医師から説明を受けるため再度診察室へ。 しこりの存在は映っていなかった。 念のため胸部エコーをうけ、医師の判断を待った。 結果 乳腺に水がたまって、それが水泡になっているとのこと。 両胸に小さな水泡がたくさんできていて、しこりで確認できたものが12mmだという。 原因はホルモンバランスの異常。 「癌のしこりではないので安心してください。 ただ不安でしたら再度半年後に検査を受けてください。 その後は年に1度、または2年に1度の検査を受けてください。」 この言葉を聞いた瞬間に今までの不安が嘘のように晴れていった。 薄暗く見えていた病院のピンクの壁も鮮やかな色彩に変わった。 安堵の表情で診察室からでてきたワタシを見たダンナ様は、 大丈夫だったことを確信したのか、ほっとした様子で目を細めた。 そして女医さんが美人だった話しなどしながら家路へついた。 生きていること、 ただ、ただ生きること。 ご飯を食べて、寝て、笑って、怒って、泣いて。 愛する人がいて、支えてくれる人がいて、かけがえのない宝物があって 住む家がある。 暮らすには足りるだけのお金、足りない分は物々交換できる環境。 体には少しのハンデキャップを背負っているけど、それでも特に不便はない。 時々起こるトラブルも生きているからこそ。 ワタシは生きていきたい。 まだまだ生きたい。 定期的な検査や意識で防げたり、治せたりする病気もあります。 現代医学の良いところと、代替医療の良いところを併せて 自分に合った治療や予防策を選択していこうと思います。 偏らず、良いとこ取りで!!! 今回のお っぱ い 騒動でお世話になった病院 しおじまクリニック http://www.shiojima-clinic.com/pc/index.html 乳がん検診は女医さんが最初から最後まで診てくれるし、結果はその場で画面をみながら丁寧に説明してくれます。 8000円弱でマンモグラフィーとエコー検査が受けられます。 乳がんは早期発見で治る可能性が高い病気です。 年に1度の検査をお勧めします。
by soyamilkcafe
| 2009-04-21 14:55
| 日々
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